2050年カーボンニュートラルに向け、2026年度から排出量取引制度やサプライチェーン排出量の開示制度が開始されます。これらの制度は一部の大手企業が対象となりますが、中小トラック運送事業者に対しても、荷主企業から自社製品等の輸送に係るCO₂排出量の把握、報告を求められることが想定されます。
このため、「トラック運送業界の環境ビジョン2030」の「サブ目標3」において、全日本トラック協会と各都道府県トラック協会が共通で取り組む「行動月間」の一環として、令和7年度から新たに11月を「トラック運送業界のCO₂排出量把握促進月間」とし、「エコドライブ推進月間」と連携した事業者におけるCO₂排出量の把握、削減促進キャンペーンを実施いたします。
トラック運送事業者の皆様におかれましては、全ト協の「CO₂排出量簡易算定ツール」を活用し、自社車両のCO₂排出量の把握およびエコドライブの推進によるCO₂排出量の削減に積極的に取り組んでいただくようお願いします。


