大型車の車輪脱落事故防止に係る令和3年度緊急対策の実施について

みだしの件について、大型車の車輪脱落事故防止につきましては、平成30年度より事故防止のための緊急対策を策定し積極的に取り組んできたところですが、令和2年度の事故発生件数は平成11年度からの統計上最多の131件となり、危機的な状況にあります。
このような状況を踏まえ、今般、国土交通省自動車局安全政策課長、旅客課長、貨物課長及び整備課長の連名により「大型車の車輪脱落事故防止に係る令和3年度緊急対策の実施について」通達が発出されました。
車輪脱落事故発生車両の傾向として、左後輪に脱輪が集中していることに加え、自社でタイヤ交換した車両による事故が多く発生していることが確認されているため、別紙1の「タイヤ交換作業管理表」に沿って作業を実施すること、日常点検の際にディスク・ホイールの取付状態の点検を確実に行うこと、増し締め実施後、ホイール・ナットの緩みの保守点検を確実に実施すること、などの徹底を図る必要があります。
つきましては、大型車の車輪脱落事故防止のため、別添2-1の「貨物自動車運送事業者の皆様へ 大型車の車輪脱落事故防止対策「令和3年度緊急対策」について」に掲げられている実施事項につきまして、積極的な取組をお願いします。
なお、別紙1の「タイヤ交換作業管理表」については報告等不要ですが、自社内での取組をお願いします。

(別添2-1)「貨物自動車運送事業者の皆様へ 大型車の車輪脱落対策「令和3年度緊急対策」について」

(別紙1)タイヤ交換作業管理表